介護医療院の業務内容や転職するコツを紹介!

介護医療院について知る

介護医療院について知る

介護医療院に関する基本的な情報を紹介します。まずはこの施設について知ることから始めましょう。介護医療院は2018年に新設された比較的新しい介護保険施設で、近年大きく需要が伸びています。医療と介護を一体的に提供しており、介護士だけでなく看護師をはじめとした各専門職が在籍しています。入居するためには一定の基準が設けられており、要介護認定を受けている人しか利用できません。長期療養を必要とする高齢者にとって、求められる支援を1つの施設内で受けられるといったメリットがあります。

  • 介護医療院の成り立ち

    介護医療院は2018年に作られた比較的新しい介護保険施設です。これまで、介護を必要とする人や長期療養を必要とする人は介護療養病床や医療療養病床で受け入れていました。2011年に介護療養病床の廃止が決まり介護老人保健施設への移行を進めていましたが上手くいかず、そこで新設されたのが介護医療院です。主な目的は介護を必要とする高齢者の長期療養や日常生活のサポートで、自立支援をベースとしたケアプランを基にサービスを提供していきます。

  • 入居するための基準がある

    介護医療院に入居できるのは要介護認定を受けている人のみです。要支援1~2の人は利用できません。また、要介護1~5であっても全員が入居できるとは限りません。要介護度が高く、加算対象となる人から入居できる可能性が高くなります。なお、介護医療院には「Ⅰ型」「Ⅱ型」「医療外付け型」の3つがあります。それぞれ対象となる人やサービス内容が異なります。費用についても、要介護度や施設形態、施設の規模などによって変動します。

  • メリット&デメリット

    介護医療院のメリットは、医療的ケアと介護サービスを同時に受けられる点です。急な容態変化にも対応できるので、安心して日々の生活を送れます。また、ターミナルケアや看取りも行っています。個々のプライバシーが守られているので、生活の場として快適な環境が整っています。一方、充実したサービス内容であるため、その分多くの費用がかかります。入居を検討している場合は、事前にどの程度の費用がかかるかを確認する必要があります。

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